「信用2.0」とは、未知の分野を進む人間に対しての信用である

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あの日から、時折思い出しては考えている。

「信用2.0」という言葉だ。

トークライブ トリイケンゴx鈴木秀一郎 +るってぃ「半歩先の「信用経済」を考える」信用は稼ぐな!●●●●●!

このトークライブでおこなったワークで、

私たちは予測できうるものを信用する、という結論が出た。

おもしろいコンテンツを生み出し続けている人。

長く一緒にいて、行動パターンが読める人。

時間を守り、礼儀正しい人。

どれも、「ああこの人なら期待通りの結果を出してくれそうだ」という信用が生まれている。

トリイさん「……これ、まとめると『予測しやすい』人じゃないか?」

ざわつく観客たち。

確かに、長い間一緒にいると行動が予測できる。

時間を守る人は行動が予測できる。

半歩先の評価経済を語るイベントで、こんな結論が出てしまうとは……!

しかし、すかさずるってぃさんが反論!

るってぃさん「それは『信用1.0』だ!」

しかしそれは「信用1.0」にすぎない。

慣れと連続性から生まれた、退屈なものである。

では、新しい信用とはなんなのか。

信用2.0とはなんなのか。

そもそも2.0とは

2.0とは、「ウェブ2.0」や「お金2.0」などに使われている概念。

今までの尺度とは違う、まったく新しいルールである。

いや、今までと違うのではない。今までのものを包括し、アップデートした概念だ。

今までの対立軸がどうでもよくなるような、枠組みを破壊する斧のようなものである。

では「信用2.0」の場合。

慣れや連続性というものにとらわれない、まったく新しい信用ということになる。

不慣れで非連続性、ランダムといったところからも信用を勝ち得ることができることになる。

不慣れといえば外国!

非連続性、ランダムといえば人ごみ!

ということで、まったく言葉の通じないアフリカで人に囲まれた際の「信用」というものを見てみよう。

腹も減っているし、疲れているし、眠いし、と絶体絶命の状況。

目の前のアフリカの人を頼るしかない。

しかし言葉が通じないのでジェスチャーで。

疲れているが、腹も減っているので必死だ。

もしこの人が悪い人だったら、最悪人身売買とか臓器売買とかされるかもしれない。

それでも信用するしかない。

唯一頼れるのが目の前の人間しかいないからだ。

なるほど、「唯一」。

重要なキーワードになりそうだ。

「唯一」が「信用」に?

また例え話になるが、古代の遺跡を発掘してデカい石版が現れたとする。

誰も石版に描かれた文字を読むことができない。

そこで現れるのが「私はこの遺跡の字が読めます」という人だ。

彼の過去を調べても、何の実績もない。(信用1.0がない状態)

だが彼だけが「唯一」遺跡の文字を読み解けると自分で言っている。

この場合、信用は生まれるだろうか?

まるっきり信用はしなくとも、「仮説」程度には信用するかもしれない。

少なくとも、手がかりにはなりそうだ。

もちろん彼が注目を浴びたいだけの詐欺師の可能性もある。

それでも、彼の言葉を無視することは非常に難しいだろう。

特に彼の説明がわかりやすい場合は、一般人は「へえ」と簡単に信じきってしまう。

遺跡学者が別の読み方を注意深く探っている間に、唯一の専門家の言説は簡単に世に広まる。

第二の要素・言語化できないわかりにくさ

わかりやすさ、これは「信用1.0」の文脈に位置するものである。

「慣れ親しんだ」ことばで「理解しやすく」、自分の体験や知識と「連続性」があればさらにわかりやすい。

わかりにくいものはそれだけで敬遠してしまう。学問がいい例だ。

しかし、学ぶうちに「わかった!」となったものは簡単に信用してしまう。

点と点が線で繋がると、例えそれが間違った論理だとしても信用してしまう。

これらのことから、「信用2.0」は「わかりにくくても信用される」という要素も含まれているに違いない。

「わかりにくい」とはなんだろうか。

一つの定義として、「言語化できない」という要素を取り上げてみる。

・第六感
・印象
・雰囲気
・直感

こういう感覚的なものがあげられる。

しかし実は、これらの非言語的感覚も「信用1.0」の上にあるものだ。

過去の経験をいちいち覚えていたら脳みそはパンクすると思われているが、実はそうじゃない。

密かに全てを覚えていて、経験を次の判断に生かそうとしているのだ。

無意識の海に沈めたパターンと照らし合わせて、「信用できそう」「信用できなさそう」を判断している。

「わかりにくい」もう一つの定義として、「まったく未知」というものをあげてみる。

むしろこれは「わかりにくい」より「わからない」ものではなかろうか。

「まったくわからない。まったくわからないけど、これが唯一だから信用できる」

なるほど、答えが見えてきたぞ。

改めて、「信用2.0」とは

慣れでもなく不連続な「信用2.0」。

それすなわち、「未知の分野で唯一になること」

またまた例え話になるが、ブロガーの集まりで、ボーイズラブをたしなんでいるのが私一人だった場合。

「いやあ、女の子の心理も知りたくて。ボ-イズラブ作品、どれがオススメ?」と聞かれたとする。

私の示した作品を、買う気があれば買うだろう。

だってそれしか手がかりがないから。

「ボーイズラブ小説を書いています!」という私の言葉を信用するしかない。

ボーイズラブという未知の世界に近い人物が私しかいないからだ。

もちろん、ネットを探せば様々なオススメボーイズラブ小説が書評と共に売られている。

ネットは信用1.0のあり様を変えた。それは間違いない。

しかしまだ革新的ではない。

「信用2.0」とは、「誰にもマネができない分野でトップになること」。

「個性」「孤独」「オンリーワン」などに分解できる。

「頼れる人間があなたしかいない」という状態になること。

フロンティアに切り込む隊長、リーダーとなること。

先陣をきって前に進むこと。

進み「続け」なくてもいい。

途中で立ち止まってもいい。

一歩でも進めば、それが信用になる。

なるほど、「信用2.0」というのはこういうことか。

結論

「信用2.0」とは、未知の分野を進む人間に対しての信用である。

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